- 「武井壮さんの『動物の倒し方』ができた経緯を知りたい!」
- 「自分に合ったアイディアを作り出したい!」
- 「そのアイディアを長く使えるものにしたい!」
この記事は、そんな人におすすめです。
どーも、リョータです。
武井壮さんといえば、陸上十種競技をたった2年で日本トップになったり、体や運動に関する豊富な知識があったりと、かなり特殊な人生を送ってきました。
そんな武井さんが、どのようにして「動物の倒し方」というネタに行きついたのか。
その考え方の背景にあった合理的な方法を紹介します。
今回の記事は武井壮さんのYoutubeでの質疑応答をもとにしています。
「動物の倒し方のようなキャッチーなアイディアの作り方を教えて」と質問された際の一連の回答をまとめました。
動画で見たい方はこちらをどうぞ。
自分の強みを考えた(身体能力と運動知識)
武井さんの場合、長い運動経験や陸上競技者としての経験から、身体能力や知識があります。
これを活かして、「笑いをとる」という目的に対し、何ができるか考えました。
まず、自分の強みと目的を整理するということです。

よく混同してしまいがちですが、自分の「出来ること」と「やりたいこと」は別で考えなくてはいけないですね。
王道に当てはめた(緊張と弛緩)
笑いを作り出すための最低限の手法として、「緊張と弛緩」というものがあるそうです。
これは、「緊張させた状態を作り、弛緩した状態へと開放する」ということを意味します。
これはほとんどの芸人さんが使っている手法です。

「緊張と弛緩」は、お笑いだけでなく、ジェットコースターやお化け屋敷にも使われているよ
武井さんの場合、「倒す」とか「戦い」のような話で緊張を生みだし、風変わりなバカっぽい倒し方で弛緩させるという仕組みを作りました。
自分の目的を満たすような王道の形を見つけ出し、そこに自分の強みを落とし込むということです。
汎用性を高くした(フリートークでも使えるネタ)
武井さんは、「動物の倒し方」という笑わせる仕組みが汎用性を持つように作ったそうです。
汎用性とは、色々な場面で広く使えることを言います。
このネタの場合、「動物の種類」を変えたり、「倒し方」を変えたりすれば、色々な状況に対して使用可能です。
ですので、自分でネタをするときだけでなく、フリーのトークでもこの形にもっていくことができるそうです。
だからこそ、長い間愛されてきたネタなんでしょうね。
まとめ
最後に武井壮さんのアイディアの作り方の要点をおさらいします。
- 自分の目的と強みを整理する
- 目的に適した型を見つけ、強みを応用する
- 多くの場面で使えるようにする
個人的に補足すると、「出来ること」、「やりたいこと」だけでなく「求められること」も考えた方がいいと思いました。
せっかくアイディアを作っても、誰も求めてなかったら意味はないですからね。
しかしながら、どんな場面でも使える「アイディアの作り方」ですので、何かチャレンジするときはぜひとも利用してみてください!
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