数々の番組で巧みな口論を見せ、論破王の異名を持つ西村ひろゆき氏。そんな彼の放った言葉のうち特に重要なもの3つについて解説します。
これらはひろゆきさんを語るなら欠かせない、ぜひ知っておきたい言葉です。この記事をよんで、背景や意味をマスターしましょう。
この記事を読むと、ひろゆき氏の名言の生まれた場所、意味がわかります。
ひろゆきの名言1:「あのなんだろう、ウソつくのやめてもらっていいすか?」
ひろゆきさんの「あのなんだろう、ウソつくのやめてもらっていいすか?」という名言は、ビートたけしのTVタックルにて生まれた言葉です。
番組中にひろゆきさんが、Youtubeやニコニコ動画などのネット文化について、評論家の古谷経衡と議論しているときに生まれました。
古谷経衡さんが、「今の時代のネットの文化は、既存のもののコピーであり、オリジナリティがない」というような主張をしたところ、ひろゆき氏が、振り付けや曲を作るユーザーもいると主張。反論のとどめとして、上の言葉が放たれました。
古谷経衡はあながち間違ってないのでは?
今となれば、歌ってみた、踊ってみた系の動画だけでなく、ビジネス系などでも類似した動画が多く溢れており、古谷氏の主張もあながち間違いではないような気もします。
しかしながら、模倣が創造の第一歩であり、創造は既存要素の組み合わせに過ぎないのですから、古谷氏は初っ端の主張から的を射ていないような気もします。
ひろゆきの名言2:「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」
「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」はひろゆきさんがテレビに初出演した際に放った名言です。
ひろゆきさんは、ネオむぎ茶の起こした西鉄バスジャック事件(ネオむぎ茶事件)の後にテレビ班の取材にて、放った言葉です。
簡単に解説すると、17歳の少年ネオむぎ茶によるバスジャック事件で、「ネオむぎ茶」とは、彼が2ちゃんねるで書き込んだ際のハンドルネームです。
ひろゆき氏いわく、インターネット掲示板というものは匿名での利用が前提であるがゆえに、酷いことやうそも書かれることがある。そういった情報をすべて鵜呑みにせず、情報の真偽を自分で見抜く努力をしないと、ひどい目に遭うということだろう。
また、あの黒幕のような特徴的な服装は、友達からのもらい物だったらしいです。その時ひろゆき氏は、スーツを喪服しかもっていなく、着ていったようです。後日、Youtube配信にて語っておられました。
ひろゆきの名言3:「何すか?写像って」
ひろゆきさんの「何すか?写像って」という名言はBSジャパンの番組『デキビジ』にて生まれた言葉です。
デキビジは、勝間和代さんがMCを務めていた討論番組で、勝間さんとネットの匿名性の是非について議論していた時に生まれた言葉です。
勝間さんが、「リアルな空間の話がインターネットの話の写像である」と述べたところ、ひろゆきさんが写像という言葉の意味を知らず、「写像...、何すか?写像って」という言葉が生まれました。
ところで皆さんは、写像という言葉についてご存じでしょうか?
数学で言う写像とは、「一方の集合の各元を、他の集合のただ一つの元にそれぞれ対応させること」です。
詳しくはこちら
勝間さんは、このとき写像という言葉を用いることで議論をあやふやにしようとしたのでしょう。(かなり押され気味でした。)実際、ここで使うのが適切なワードではないでしょうし、勝間さん自身この言葉をものにしていません。
しかし、ひろゆきさんは見逃しませんでした。まるで台本でもあるかのように引っかかりまして、この名言が生まれました。
他にも、ひろゆきさんは本でも色々なことを語っておりますので、そちらを詳しく読みたい方は、こちらの記事をどうぞ。
コメント