・上手くいかないことを調子のせいにしている人
・就職活動を控えているが、強みがなく不安な学生
武井壮さんは冠番組『武井壮調べ』の最終回にて、母校の神戸学院大学の学生からの質問に答えました。
その回答が深すぎて陸上をやっている人だけでなく、全人類にためになるので、武井壮さんの3つに分けて紹介します。
『武井壮しらべ』はどんな番組?
『武井壮しらべ』とは、2014年5月2日から9月26日にかけてTOKYO MXで放送されていたバラエティ番組。
武井壮と宮田聡子(アシスタント)で、世間の人々の興味はあるが、自分で調べるのは嫌なことを、体験、検証していく番組。
カジノに行ったり、プチ整形したり、沖縄のマスターズ陸上に出場したりと、面白い企画が話題になり、高視聴率を記録。
『武井壮しらべ』の最終回の概要
母校の神戸学院大学の陸上部の後輩から、「一緒に走り、お話を聞きたい」という依頼が番組に届き、赴きます。
久々に母校を訪れて、校舎を懐かしんだ後、実際に後輩たちと陸上をします。
そして、最後には母校の陸上部の後輩たちに、熱い言葉を投げかけます。
『武井壮しらべ』は最終回含め全ての番組を武井壮のチャンネルから見ることが出来ます。
『武井壮しらべ』後輩への話「陸上を辞めたいと思ったことはある?」
武井壮さんは、陸上を辞めたいと思ったことは「ない」といいます。辞めたくなるのは、「記録が伸びない」のが一番の原因で、それを意図的に少なくしたからです。
陸上では、自己ベストを出すのが仕事なのに、多くの人は練習で自己ベストを出そうとする時間が少ないです。
武井壮さんはそれが嫌で、高校時代から毎日6年間、自分のデータを調べることで、調子を良くする方法を身に着けたのです。
結果的に毎日自己ベストを出せる状態を作り出したため、陸上を辞めたいと思ったことはなかったのです。
『武井壮しらべ』後輩への話「調子が悪いと言ってはいけない」
この話に関しては武井壮さんの名言が連発したので、発言をそのまま引用します。
・あんな風にして世界が広がっていくんだっていうのを、沢山の人に喜んで見てもらうのが、アスリートが一番役に立つお仕事
・学生時代は1分でも1秒でも早く疲れから回復して、次の練習をまた自己ベストで迎えられるようにと思って毎日やってた
常識にとらわれず、成功のために努力を惜しまない武井壮さんの言葉は響きます。
『武井壮しらべ』後輩への話「宝石を身に着けろ」
大学3年生から就職活動についてどのように考えていたか聞かれた武井壮さんは、「就職する気はなかったが何か手に入れないとと思っていた」と答えます。
「大学の4年間は二度と手に返ってこないぐらい色んなものが手に入れられる時間」だといいます。
大学には、様々な分野で社会に認められた先生がいて、好きなだけ教えてくれます。
武井壮さんはその状況を「値段付けられないような宝石がいっぱい入った宝石箱を渡されているようなもの」と例えます。

その宝石をポケットに入れるか入れないかは、自分たち次第だといいます。
ポケットに何も入っていない状態で就職活動しても、大人の人には見抜かれてしまいます。
「この子宝石まみれで来たな」と思ってもらえるように卒業の日を迎えるのがいいんじゃないかなと語っています。
サークルやアルバイトなど大学生活を楽しむことも大切ですが、何か1つでも手に入れられるように生活すると良いのではないでしょうか。
まとめ
武井壮さんは、パフォーマンスを最大にするための努力をし、自己ベストを沢山出したので、陸上を辞めたいと思ったことはない。
実力以上を発揮し、見てる人を楽しませるのがアスリートの役に立つ仕事。
学生時代は貴重な時間であり、「宝石」まみれになるように過ごすのが一番いい。
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